女性の大敵であるシミ、シワができる原因には様々な原因があります。その原因と対策についてご紹介していきます。

お肌の美容と健康の一番の大敵は紫外線です。シミやシワができる原因としては、80%が光老化、残り20%が自然老化と言われています。

シミ、シワは対策を取らずに放置しておくとどんどんひどくなります。シミ、シワ予防の一番の対策は紫外線を防ぐことです。また、お肌にいい成分を含む食べ物を選ぶことで肌の老化を遅らせることも大切です。

シミができる原因

自分でも気づかないうちにシミはできてしまいます。シミの原因の多くは紫外線だと言われていますが、加齢、ストレス、睡眠不足、肌の炎症、肌荒れ、ホルモンバランスの異常、ニキビなどがシミの原因になります。シミにもいろいろな種類や症状があります。

様々なシミの種類

①肝斑(かんぱん)

色は褐色で、額、頬、目、口の周りに左右対称にできるものです。

お肌の表皮の基底層にメラノサイトという色素形成細胞があります。このメラノサイトによってメラニン色素が作られます。このメラニン色素が日焼けした後に増えてしまい、皮膚に沈着してできるシミが肝斑です。

②そばかす

そばかすは子供でも大人でもできるシミの一種です。そばかすも日焼けによってできるものですが、紫外線を浴び続けると数が増えたり色が濃くなったりします。

よく現れる場所としては、頬や鼻の周りで手足や体などにも現れる場合があります。

③スポット斑(老人性色素斑)

はっきりした原因はよくわかっていませんが、老化により皮膚が変化したものだと言われており、老人性色素斑とも言われます。特に高齢者の額や頬にに多く見られます。

歳が若くてもできることもあり、20代でもできることがあります。その場合には光老化性色素斑と呼ばれます。

シミのできやすい部分

①額のシミ

額は意外に日焼けの蓄積が起こる部分です。髪の生え際、眉の上などに部分的にシミができる場合があります。

額のシミは気づきにくく、額全体にできてしまうと見逃してしまうことも多く、ケアが遅れてしまうこともあります。

②目の周りにできるシミ

目の周りは皮膚が弱いのでシミができやすく、特に目頭と鼻の間の窪みや、髪の毛の生え際にできる場合が多いのでよくチェックしておきましょう。

③頬にできるシミ

頬は顔の中でも比較的出ている部分なので日光、つまり紫外線が当たりやすいです。特に頬骨のように高い部分は色素沈着がおこりシミができやすいです。

④口の周りにできるシミ

口角から下の部分がシミができやすい部分です。下ならまだ良いのですが、上唇にできるとヒゲのように見えてしまうことがあります。

お肌にできるシミはほとんどが日焼けによって生成されたメラニン色素がお肌に沈着して残ったものです。
紫外線を浴びることにより、皮膚の細胞の中で活性酸素が発生し、メラノサイトという色素細胞が刺激を受けてメラニン色素を生成します。メラニン色素は紫外線だけでなく、物理的な刺激でも生成されます。

しわのできる原因

顔に皺ができる主な原因は、紫外線、光老化、肌の乾燥、睡眠不足、顔の筋肉の衰えなどです。

シワのできる主な部分は、額、眉間、目尻、目の下、口のまわり、ほうれい線などです。

①紫外線によるしわ

肌に大きな影響を与えるのは紫外線で、シワのできる原因の80%が紫外線だと言われています。

紫外線は、お肌のハリや弾力を保っているコラーゲンにダメージを与えます。コラーゲンの間にあるエラスチンを変性させる酵素を分泌し、シワの原因となります。

お肌は網目構造になっていますが、エラスチンが変性されることにより、正常な網目構造が保てなくなってしまいます。結果、肌のハリや弾力が失われてシワやたるみが出て来てしまうのです。

わずか数分でも紫外線を浴びると、数時間後には皮膚のコラーゲンに影響を与えます。赤ちゃんのお肌が綺麗なのは紫外線をあまり浴びていないからです。また、コラーゲンはいったん破壊されると自力では復元することができない性質を持っています。

②光老化によるしわ

光老化とはどんなのものかというと、紫外線を長いこと浴び続けることでシミやシワ、垂水などを引き起こしてしまう現象です。

光老化は野外での仕事や活動が多い年齢の高い方に多く見られます。これは紫外線で真皮中のコラーゲンがダメージを受けてしまい、シミやシワとなって蓄積されることが原因です。

③肌の乾燥によるしわ

基本的なことですが、お肌の乾燥はシワの大敵です。肌の表面の角質層が乾くと細かい亀裂ができます。そして水分が蒸発することによって皮膚はより乾燥してしまい、硬く、薄くなってしまいます。

硬くなり、弾力がなくなることで小じわが発生することになります。特に目の周りにできるシワは「ちりめんじわ」とか「カラスの足跡」などと呼ばれたりしますね。

④顔の筋肉の衰えによるしわ

顔の筋肉、特に表情筋が衰えると顔全体が下がった感じになります。これが「たるみ」と言われるものです。

顔の筋肉が下がることで皮膚も垂れ下がってしまいヒダができます。これがシワです。

顔の筋肉を鍛えればシワは伸び、もとに戻りますが、筋肉が衰えているのでだんだんとシワは深くなってしまいます。

⑤睡眠不足によるしわの発生

睡眠不足はお肌の敵とよく言いますが、睡眠不足もしわの原因のひとつです。睡眠が不足するとターンオーバーの周期が遅くなりますし、成長ホルモンの分泌も阻害してしまいます。
お肌のターンオーバー、新陳代謝のサイクルは通常28日周期です。この周期で古い肌の角質がアカやフケとして排出されます。

お肌のダメージを修復するゴールデンタイムは22時から午前2時と言われています。この時間に睡眠をとっておかないとターンオーバーの周期が遅れてシワのできやすい原因になります。

食材を選ぶこともシミやしわを防ぐ対策です

シミやしわの原因は自然老化ももちろんありますが、自然老化の割合は20%です。残りの80%は紫外線による光老化です。つまり紫外線を避けることで肌の酸化を抑えることができ、シミやしわの発生を防ぐことにつながります。

この「酸化」というのがキーワードで、肌の酸化を防ぐためには酸化を防ぐ作用のある食べ物を採ると効果的です。酸化を防ぐ食材をご紹介していきます。

・コーヒー

抗酸化作用のある飲み物といえばポリフェノールをたくさん含むコーヒーが上げられます。コーヒーを毎日二杯以上飲む人はシミが少ないとの報告もあるくらいです。また、ワインもポリフェノールを多く含んでいますが、コーヒーもほぼ同等のポリフェノールを含んでいます。シワやシミが気になる人にはおすすめできる飲み物です。でも飲み過ぎには注意してください。

・バナナ

即エネルギーになる食べ物として有名なバナナですが、実は抗酸化力も一番強いと言われています。青いバナナよりもよく熟したバナナの方が抗酸化力が豊富に含まれているようです。

一日に2、3本採るのが理想とされていますので、朝食やデザートとして採ってはいかがでしょうか。果物の中では美容にいいと言われるビタミンB6とビタミンB2を一番多く含む食材です。

・ウナギ

土用の丑の日にしか食べないという方も多いと思いますが、ウナギはコラーゲンを豊富に含んでいるのでお肌にはとてもいい食材です。また、ビタミンEを含んでおり、新陳代謝を促進する作用もあります。ウナギは高いのでなかなか手が出ないという方は、アナゴでも代用できます。

・緑茶

普段気にせずに飲んでいる方も多いと思いますが、緑茶はビタミンCとポリフェノールをたくさん含んでいます。また、緑茶成分はシミの原因である酸化物質を最小限にしてくれる作用があります。海外では美白食品としても人気があります。

・トマト

実はトマトはメラニンの生成を抑えてくれる作用を持っています。メラニンの生成に必要とされる酵素を抑制する作用があるからです。
酸化を防ぐ食材は他にもまだまだありますが、毎日上手に組み合わせて採りいれることでシワやシミの対策に効果があります。